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ブログで読むデザイン講座 vol.1 「デザインに絵の上手さは必須じゃない!興味ある人は始めてみて!」

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皆様、はじめまして。

東京でグラフィックデザイナー・イラストレーターをしております藤田優介と申します。

今回から偉そうにデザインに関する記事を書いていきたいと思います。

第一回目は、「デザインに絵の上手さは必須じゃない!興味ある人は始めてみて!」です。

以下目次の好きな所からぜひお読みください。

 

 

 

はじめに

なぜ、僕かこれを書こうと思ったと思ったかというと、僕がデザインをやっていると言うと興味津々に質問をしてくれる友人が多かったことがきっかけです。

しかし、その友人たちは「凄いね」と言ってくれながらも、自分は絵が下手だからと興味があっても少し諦めてしまっているようにも見えました。

 

僕はそれが少し寂しく思ってしまいました。

何故かというと、デザインは特別な才能がなくても、勉強を重ねていけば確実に上達するものだからです。

 

僕はデザインを始めて間もないですが、勉強していくうちにその事に気が付きました。

それなのに、思い込みで諦めてしまう人がいるのはもったいない!その人たちに「デザインは絵が上手くなくてもできるよ!」と伝えたいと思いました。

 

なので、少しでもデザインに興味がある方には、諦めずにやってみてほしいと思います。実際僕も下手ですので!!

 

そして、もう一つの理由としては、僕自身の知識を整理し、アウトプットしながらインプットを増やしていきたいと思い書き始める事にしました。

 

まだまだ経験の浅い僕なので、「そこは違うよ!」と思うことや、「私はこう思う!」

と思ったこと是非ともコメントくださいませ!

 

このブログを通して、皆様と共に成長していけたらと思っています。

 

それではやっていきましょう!1

 

 

なぜ絵の上手さは必須じゃないのか?

理由①デザインと絵を描くのは、ほとんど違う能力を使うから

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デザインに絵の上手さが必要だと思ってしまう大きな要因の一つに、「絵を描くことの延長にあること」だと思われている事が挙げられます。

絵が上手で、美大や専門学校に通う人がデザイナーになると思っている人が多いと思います。

 

しかし、実際デザイナーになっている人の中には、他業種からの転職が多かったり、本当に様々なバックグラウンドを持っている人も多くいます。

 

確かに絵や漫画、アニメが好きという人は多いです。

しかし、皆がみんな絵が上手いというわけではありません。

 

そして、デザイン勉強し始めるとわかるのですが、デザインと絵を描くのは、ほとんど違う能力を使います

 

詳しく掘り下げていきましょう。

 

まず、絵を描くのは、空間を捉える力や、構図を構成する力、色彩のバランス、描きたいものを描くデッサン力が必要です。

基本的には、目で見たものを正確に描き、そこに想像力を働かせて描いていきます。

(※小難しく書いてしまいましたが、もっと絵は楽しんで描けば良いものです。絵を描くことへのハードルを下げる記事も今後書いていきます。)

 

 

一方デザインは、根本的な概念が全く違います。

デザインという言葉の意味は非常に広義で、チラシや広告といった表面的なものをデザインするとも言うし、ライフスタイルやキャリアにもデザインという言葉が使われます。

 

そのため、デザインの対象となるものは、単なる制作物だけではなく、考え方や価値観も含まれます。

 

デザイナーという仕事は、「制作物を作る人」というイメージが強いため、絵が上手くないとできないという誤解が生まれているのです。

 

実際にトップデザイナーは、新しい考え方や価値観を作り出しています。

 

デザインにおいて重要なのは、最後の制作する作業よりも、アイデアを考える力です。 

そのために必要なのは、好奇心、行動力、観察力です。

つまり、自分の頭で考えて、検証して見るという行為です。

 

これらは、僕たちが普段でやっていることでもあります。

そう考えると、そこまでハードルが高くないような気がしませんか?

 

でも良いアイデアが生まれても作れなきゃダメじゃん!と思うかもしれませんが、

大丈夫です。

その理由が次です。

 

理由②デザインソフトを使うのに絵の上手さは重要じゃないから

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これは意外に思われるかもしれませんが、理由は簡単です。

 

まず、デザインをするのに絵は絶対に必要とは限らないからです。

絵が必要かどうかは作るものによって違います。

 

また、デザイナーは基本的にイラストは描きません。

絵を描くのは、イラストレーターの仕事です。(イラストレーターがいない場合、×デザイナーが書く場合もあります)

 

そのため、デザインソフト(Adobe社のIllustratorPhotoshopなど)には、絵を描くために適したツールはほぼありません。

誤解を生むのは、これまたIllustratorという名前のせいです。

 

簡単な図形や線を数値を使って綺麗に描く機能がほとんどです。

理由①で挙げた絵の上手さは、そこまで求められません。デザイン理論を学んでいくうちに身につくので大丈夫です。

 

なので、まずは先入観を持たず、触ってみてほしいです!

 

Adobeのソフトは、30日間の無料体験版をダウンロードできるので、どなたでも始めることができます!

 

 

まとめ

まとめると、

①絵を描くのとデザインは主に違う力を使う

 絵を描く・・・空間把握、構図、色彩、デッサンetc

 デザイン・・・好奇心、行動力、情報収集力、観察力、伝える力etc

②デザイナーはイラストは描かない。デザインソフトは数値できれいに描画できる。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

絵を描くのとデザインは、厳密にいうと、完全に別物というのは語弊があるかもしれません。

しかし、絵が上手くなくても、デザインはできるというのは間違いないと僕は思っています。

これを機に、興味があるけど、あきらめてしまっていた方に始めて頂けたら幸いです!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!