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人生に必要な物事を整理して気付いた4つのこと

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Photo by Michael Schwarzenberger

皆様こんにちは。藤田優介です。

イラストレーター、デザイナーとして活動しています。

 

趣味でブログを書いており、「生き方」について考えたことや、好きなことについて自由気ままに書いております。

 

今回は、よりよく生きていくために、「人生に必要な物事を整理して気付いた4つのこと」についてまとめてみました。

 

 

①やるべきことが明確になる

生活に不要な物事がなくなり、自分のやるべきことに集中して取り組めるようになる。

 

②部屋が片付く

部屋がスッキリし、精神的にもスッキリする。

 

③必要な物しか買わなくなる

無駄な出費がなくなり、賢く買い物ができるようになる。

 

④何があれば幸せかわかる

自分にはこれさえあれば幸せだという物事がわかり、必要以上の物を欲しがらなくなる。人生に不満を持つこともなくなる。

 

 

まとめ

まとめると、以下の通りです。

①やるべきことが明確になる

②部屋が片付く

③必要な物しか買わなくなる

④何があれば幸せかわかる

 

自分の進むべき道がわからなくなってしまった時に、一度整理するのがおすすめです。

モヤモヤがだいぶスッキリします!

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

 

井上先生のインタビューから考察する「SLAM DUNK」続編の可能性

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皆様こんにちは。藤田優介です。

東京でイラストレーターとして活動しております。

 

趣味でブログを書いており、好きなことを中心に記事を更新しております。

 

前回は、井上雄彦先生の漫画「リアル」に関する記事を書きました。

yusukefujitaofficial.hatenablog.com

 

今回は、誰もが読んだことはある「SLAM DUNK」の続編はあるのか?という記事です。

多くの方が待ち望んでいるスラムダンクの続編。

いろんな方が自分なりに創作をして続きを書いたりしているほどです。

最近の井上先生の仕事の一つであるBリーグの選手との対談企画(朝日新聞社による企画)から、それに関する重要な情報がありましたので、それらをもとに考察してみました。

www.youtube.com

 

続編の可能性はあり得る

結論から言うと、続編の可能性はあり得ます

対談の中で、選手たちから井上先生への質問で、「続編はないのですか?」とよく聞かれます。

それに対して、井上先生もはっきりと明言はしていませんが、それを匂わせる発言はしているので、いくつかご紹介します。

 

まず一番重要な発言になったのが、伊藤達哉選手との対談での一言です。

普段全く漫画を読まない伊藤選手が唯一読んだ漫画がスラムダンクであり、一ファンとして「続編はないのですか?」と質問。

それに対しての井上先生の答えが「決してドアを閉じたわけではない」でした。

漫画家・井上雄彦さんと京都ハンナリーズの伊藤達哉選手が対談 (Bリーグ・主役に迫る) - YouTube

 

また、田中大貴選手との対談では、「やると決めているわけでもないし、やらないと決めているわけでもない。描きたいと思ったら描くと思う。」と正直な気持ちを打ち明けています。

田中大貴「スラムダンクの続きが見たい」 田中大貴選手と井上雄彦さんが対談 (Bリーグ・主役に迫る) - YouTube

 

また、篠山竜青選手との対談の中では、ポイントガードというポジションについて、描き切れなかった部分がある」との後悔を語っています。

ここについては、「リアル」の野宮を通して描こうとしているのかもしれないのですが、可能性はなくはないと言えます。

勝利導くプレー、田臥勇太から学んだ 川崎ブレイブサンダースの篠山竜青選手と井上雄彦さんが対談(Bリーグ・主役に迫る) - YouTube

 

続編の可能性は、日本のバスケ界の発展とともにある

要するに、井上先生次第ということなのですが、可能性は大いにありえそうです。

去年は、スラムダンクの新装再編版が発売されました。

 

「続編を見たかった」という声も多かったのですが、個人的にこの新装再編版の発売はまったくもって予想外でした。

発売が決まった時の井上先生のコメントは「ちょっと奴らを見たくなって」でした。

 

個人的見解ですが、これに至った経緯は、先述のBリーグ選手との対談企画による影響ではないかと感じています。

対談と同時に井上先生が選手のイラストを描いているのですが(これがまたカッコ良すぎる!)、バスケの絵をこんなに描いたのは久々だったのではないでしょうか。

それ以前は、「ガウディ」や「親鸞」といったバスケと離れた絵を描いていたので、久々にバスケの絵を描き始めたことが大きいと言えます。

 

そして、何よりも、Bリーグが発足し、日本バスケが新しい時代を迎えたことに加え、現役選手たちとの対談で、バスケについて熱く語ったことから、井上先生の中のバスケ熱が再燃したのだと思っています。

続編までには至らないまでも、新装再編版20冊の表紙を描き下ろすエネルギーにはなったのだと思います。

 

そして、先月には「リアル」が約4年半ぶりに連載再開となりました。

これも昨年の新装再編版の熱が伝染した勢いなのかもしれません。

 

井上先生の温めている想いに、日本バスケの熱が伝染したとき、作品が動き出すのではないかと思っています。

幸い、今日本バスケ界めちゃめちゃ熱いです!

Bリーグは、発足3年目の今年は、昨年に比べ、100万人も観客動員数が増えたそうです。僕もたまに試合を見に行きますが、こんなにバスケ見に来る人いるんだ!とびっくりしました。

実際に、会場で見た方が何倍も面白く、僕も毎回熱くなっています。

 

また、NBAで挑戦する渡邊雄太選手や、遂にNBAドラフトにかかる八村塁選手の活躍、男子バスケ日本代表の五輪出場等の素晴らしいニュースで、地上波のスポーツニュースやバラエティ番組にもバスケが取り上げられることが多くなった気もします。

これはバスケにあまり興味ない人も、感じている変化ではないでしょうか?

 

スラムダンクは、日本バスケがアメリカには到底及ばないと言われていた時期の作品です。唯一の続編である10日後の物語のタイミングで、田臥選手が日本人初のNBA選手となりました。


現在は、日本人でもNBAに行ける人材が増えてきて、これからNBAで活躍する日本人は絶対増えていきます。

そんな時代を迎えた中、井上先生が何を思い、考えるのか、そこが非常に重要になってくると考えます。

 

先にリアルを再開したことから、今途中にある作品から描いていくのかもしれませんが、いつどのタイミングで描くかは全く予想がつきません。

そもそも「バガボンド」の「リアル」も同時に連載していましたし。

 

個人的には、続編があればあるでめちゃめちゃ嬉しいですが、なくても井上先生がすべてを出し切れたのなら良いと思っています。

 

まだまだバスケ界の第一線で活躍されている井上先生、本当に流石です。

もしかしたら、次の世代にバトンを渡すこともあるかもしれませんが、個人的にはこれからの日本バスケの発展にも、井上先生の存在は大きく貢献すると思っています。

対談の中でも多くの選手が「スラムダンクを読んでバスケを始めた」「スラムダンクを読んで頑張ってきた」と発言しています。

つまり「SLAM DUNK」がなかったら、今の日本のバスケはなかったと言っていいと思います。

 

本当に素晴らしい漫画である「SLAM DUNK」。

いつまでも読み返し語りながら、井上先生の作品を楽しんでいきたいですね。

 

貴重なお時間、最後までお読み頂きありがとうございました!!

 

B′(ビー・ダッシュ) B.LEAGUE × 井上雄彦 (週刊朝日ムック) 

井上先生とBリーガーたちの対談と井上先生描き下ろしイラストが収録されたムックです。発足から毎シーズン後に刊行されていて、井上先生ファンおすすめの書です。

 

 

大人になった今だから感じる、漫画「リアル」の深さ

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皆様こんにちは。藤田優介です。

東京でイラストレーターとして活動しております。

 

趣味でブログを書いており、好きなことを中心に更新をしております。

 

今回は、僕が一番尊敬する人である井上雄彦さんの漫画「リアル」について書きました。

 

若者たちの生き様を描く漫画「リアル」

もはや説明する必要はないのですが、一応書いておくと、

漫画「リアル」は、週刊ヤングジャンプにて連載されている車椅子バスケットボールを題材にした漫画です。

作者は、「SLAM DUNK」「バガボンド」を描く漫画界の巨匠、井上雄彦先生。

それまで日の目を浴びることは少なかった車椅子バスケというスポーツを持ち前の画力でダイナミックに描き出したことが話題になりました。

そして、登場人物たちが人生に悩み、それでも前に進んでいく姿が共感を呼び、たちまち絶大な人気を誇る漫画となりました。

 

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しかし、「バガボンド」同様に、答えのない物語をいかに進めていくかが非常に難題となり、長く休載が続いていました。

ファンたちは物語の続きを心待ちにしていましたが、今年の5月23日、約4年半ぶりに連載を再開しました。

いやぁ、このニュースを見た瞬間はめちゃめちゃ嬉しかったです、本当に...!!

( `ー´)ノ

 

大人になった今だから感じる、言葉の深さ

読んだことある方なら当然知っていますが、この漫画はとにかく名言が多すぎる漫画です。一巻に必ず一つは名言が出てきます。

そんな「リアル」なのですが、連載開始は、1999年からと意外と前です。

僕は1992年生まれで、リアルを読み始めたのは小学校高学年くらいからでした。

スラムダンクが大好きだったので、そのまま「井上先生の次の漫画だから」という理由でバガボンドとともに読み始めました。

当時もすごく楽しみながら、特に井上先生の画力に魅了されながら読んでいたのですが、物語そのものの深さを完全には理解できていなかったんだと思います。

 

そして、リアル連載再開に向けて、改めて読み返したのですが、これがもう序盤から熱くなるわ、笑うわ、泣くわで心揺さぶられまくりですwww

 

歩けなくなる、という重いテーマを背負っているということももちろんあるのですが、それを抜きにしても、生きる意味や、強さとは何かということについて真摯に問うていく物語は、本当に心打たれます。

時に無慈悲とも言える「現実(リアル)」に直面し、もがき苦しみながら、少しでも前に進もうとする若者の心の成長が、読者にも力をくれます。

何でこんな凄い言葉言えるんだろうって思います、マジで。井上先生凄すぎます。

 

名言は、ぜひ読んで頂いて知ってほしいので、簡潔に登場人物とあらすじを書かせて頂きます。

 

登場人物

「リアル」には主に3人の主人公がいます。

その3人がそれぞれに成長していくストーリーが交錯し、物語は進んでいきます。

 

 

戸川 清春 (19)

3人の主人公の中でも一番の主人公と言えるのが、この戸川清春です。

中学時代は、陸上で全国トップクラスのスプリンターでした。

しかし、骨肉腫という病により、右脚の切断を余儀なくされます。

失意の中、山内仁史、勝田虎という人物に出会い、車椅子バスケを始めます。

そして、自らのチームであるタイガースを強豪にするため日々奮闘していきます。

 

この戸川の脚を切断するまでの話と、山内仁史と勝田虎に出会う話が感動的過ぎて、マジで涙なしでは読めないです。

余談ですが、僕の友達は戸川に憧れて髪を赤く染めたそうです。

井上先生作品の中でも、トップクラスのイケメンキャラで、ついそのスタイルを真似したくなってしまいます。

 

野宮 朋美 (18)

3人の主人公の中で、最も物語を熱くしてくれるのがこの野宮です。

ムードメーカーでありトラブルメーカーの野宮の物語は、一番笑える場面が多く、読んでいて本当に楽しいです。

ですが、この野宮は、夏美という女性をバイク事故で歩けなくさせてしまったことから始まり、何をやってもうまくいかない苦労のストーリーの連続です。

そんな中でも、持ち前のポジティブさで困難立ち向かっていく野宮の姿は本当にパワーをもらいます。

数多くの名言も、この野宮から生まれることが多く、僕も日常生活で野宮の名言に助けられています。

 

 

 

高橋久信 (18)

3人目の主人公である高橋は、同じバスケ部の野宮と敵対するとても嫌な奴として登場しますが、後にとても重要なキャラクターになります。

高身長でイケメン、何をやらせてもうなくこなせる高橋は、人をランク付けする癖があり、歩けなくなった自分を底辺だと決めつけます。

そんな高橋が、現実を受け入れ、人として成長していく物語が「リアル」という漫画の中の一番重要な部分を描いていると個人的には思っています。

改めて読み直して、僕はこの高橋の物語で涙が止まらなくなってしまいました。

それほどに、彼の物語は、心の奥深くに刺さってきます。

 

人生に迷ったときに読んでほしい!

3人の主人公の他にも、個性豊かで読者に力をくれるキャラクターが本当に沢山います。

それぞれにストーリーがあり、大人になった今だからこそ、その一つ一つにより感情移入できます。

 

タイトルの割には、その深さを伝えきれない記事になってしまいました。すみません!

ちょっと投げやりではありますが、読んでいない人にはとにかく読んでほしい!

そして、僕みたいに幼い時に読んだ人は、大人になった今だからこそ読み直してほしいです!

本当に言葉の一つ一つが心に響いてきて、自分の人生も豊かにしてくれます。

人生のバイブルとしてこの漫画は本当にパワーをくれます。

 

やはり不定期の連載ではありますが、連載再開してくれて本当に良かったです。

 

今後も、この物語から力をもらいながら、しっかり最後まで見届けたいと思います。

 

貴重なお時間、最後までお読み頂きありがとうございました!!

 

 

 

 

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【人生に役立つおすすめ本】僕が最近本当にためになると思った一冊 「ハイスコア 人生は最大限を目指すゲーム」

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皆様こんにちは。

東京でイラストレーターとして活動しています藤田優介です。

文章を書くことも好きなので、ブログもちょくちょく書いております。

 

今回は、【人生に役立つおすすめ本】紹介の記事です。

 

 

はじめに

僕は、本を読むのが好きです。

毎日読むほどの読書家というわけではありませんが。(;'∀')

僕が本を読むのは、何かに迷ったときや、調べ物をする時がほとんどです。

そのため、読むジャンルは、小説よりも自己啓発系やビジネス系の書籍が中心です。

かなり偏ってはいますが、その中から僕が最近本当にためになると思った一冊をご紹介致します。

 

今回ご紹介するのは、高崎圭悟さん著の「ハイスコア 人生は最大限を目指すゲーム」(幻冬舎MC)です。

著者の高崎さんは、株式会社リアルジャパン代表取締役であり、飲食店や小売店などの7つの事業と法人2社を経営し、年商は4億円までにのぼります。

real-japan.jp

 

しかし、そんな高崎さんも最初からすごかったわけではなく、24歳のある出来事をきっかけに人生を本気で良くしていこうと決心し、そこから懸命に努力を積み重ねました。

本書は、その経験をもとに綴られています。

 

すごく率直な感想を言うと、「人として成長することがめちゃめちゃ大事なんだ!」と心を入れ替えることができる本です。

はじめの方は、耳が痛いことが多々ありましたが、最後には高崎さんの持っている熱さが伝染してきて、自分の人生を本当に良くしていこうと思いました。

僕は、同じ読書遍歴を持つ先輩に、この本をおススメしてもらい読みました。

読んでよかったと素直に思いますし、今ではその先輩にとても感謝しています。

 

また、この本は、なんと中身までブログやSNSに掲載しても良いという寛大な本なのです。高崎さんのお人柄に感謝です。

そうであるならば、僕もこの本を「自分の人生を良くしていきたい」と思っている人に読んでほしい!と思い筆を執りました。

僕が印象に残った部分を中心にご紹介していきたいと思います。

 

ざっくりどんな本なのか知りたい人向けに、簡潔な目次と冒頭部分の抜粋を掲載致しますのでどうぞ目を通してみてください。

 

「ハイスコア 人生は最大限を目指すゲーム」目次

序章 はじめに

第1章 ルーツ

第2章 常識という罠からの脱却

第3章 お金の現実と向き合う

第4章 「依存」から「自立」へ

第5章 努力の方向性

第6章 柔軟に再選択する

第7章 どうなりたいのか(Be)

第8章 誰と居るかで人生は決まる

第9章 変えよう

最終章 人生はハイスコアを叩き出すゲーム

 

冒頭部分抜粋

“良くなりたい”すべての人へ

本書は、

「将来に漠然とした不安がある」

「な~んかもやもやしている」

「何か変えたい」

そう感じている人に、特に読んで頂きたいものです。

 

僕は、もともと地方で働く普通のシステムエンジニアだったところから、社会人2年目のときに単身上京し、起業の勉強を始めました。

そこから10年、当時描いていた未来よりはかなり良い現実を創り出すことができました。そしてこの度。幻冬舎様からお声がかかり、筆を取らせて頂く運びとなりました。

ここでお伝えしたいことは、僕は、まったくもって普通の人間です。

もともとスキルや才能があったからということはなく、

普通の人間が、10年間頑張ったら、だいぶ現実を変えられたぞということをお伝えしたいのです。

「もともとすごい」のではなく、キーワードは“努力の方向性”です。

 

 

「“悪くない人生”と“最高の人生”。どっちがいい?」

 この言葉が高崎さんの人生を変えるきっかけとなります。

それまでの高崎さんは、長野県でシステムエンジニアとして働き、特に起業願望もなかったそうです。

しかし、社会人2年目の時に、ある方にこの言葉を言われた瞬間、最高の人生を歩む決心をしたそうです。

 

この問いをされたら、恐らくすべての人が「後者が良い」と言うと思います。

しかし、「最高の人生を歩んでいますか?」と言われたら、「いいえ」と答える人も多いのかもしれません。僕もそうです。

最高の人生を歩むということは、誰もが望んでいながらも、実は心の底では「そんなのできっこない」とか、今の自分と全くかけ離れてしまうことへの恐怖心も表裏一体で存在しているのかもしれません。

でも、本当に最高の人生を歩むことができると信じることができたなら、誰しもが高崎さんのようにそこへ向かって力強く行動していけると思います。

だからまずは、自分は「最高の人生を歩むことができると信じること」それが大切なのではないかとこの言葉を聞いて感じました。

本書では、高崎さんの膨大な読書量から、多くの本の名言が記載されております。

その中の一つに、このことをうまく表現している言葉があるので掲載致します。

君の人生を決めることが出来るのは君だけだ

君の夢が何であれ その夢に向かって歩いて行くんだ

何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだから

マジック・ジョンソン

 マジック・ジョンソン氏はアメリカのプロバスケリーグNBAのレジェンドです。

彼のプレーと屈託のないスマイルは人々を魅了し、後に活躍する神様マイケル・ジョーダンにも大きな影響を絶えた偉大な人物です。

キャリア絶頂期にHIVに感染し、引退を余儀なくされ、そのキャリアに幕を閉じましたが、引退後もHIVについての活動に取り組んだり、その偉大さは変わりません。

多くの困難を乗り越えてきた彼が言うのだから、本当にその通りだなと思います。

 

余談ですが、タイトルや表紙のイラスト(スラムダンク初期単行本13巻の流川とそっくり!)に加え、高崎さんはバスケ好きなのかと思い勝手に親近感が湧いてます。

(ちなみにONE PIECEやHUNTER ×HUNTERも出てくる。年が近いから好きなものが似ているのかもしれない。)

 

Be-Do-Haveの考え方

僕がこの本で一番勉強になったのが、この考え方です。

高崎さん自身も師匠に教わった中で、このことが最も衝撃的だったと述べています。

 

Beは在り方、Doはやり方、Haveは成果、と意味しています。

そして、成功している人は、すべからくBe-Do-Haveの順番で、Be(在り方・心構え)を最も重要視しているそうです。

ハーバード大学の研究結果にもこの事が表れており、「人生における成功も失敗も、85%はその人自身の心構えの結果である」とあるそうです。

高崎さん自身も、実体験からこのことを確信しているそうです。

 

世の中には、以下の3種類の概念で生きている人がいるそうです。

それらを見ていくと、Beの重要性が分かってきます。

①Have-Do-Be(Haveフォーカス)

②Do-Have-Be(Doフォーカス)

③Be-Do-Have(Beフォーカス)

 

①のHaveフォーカスは、「○○があれば幸せになれるのに」という思考です。

この思考は、モノに対する依存を生み、自分自身で幸せを感じることが難しくなります。確かにこれには納得です。

 

②のDoフォーカスは、「○○をやれば幸せになれるのに」という思考です。

実はこのDoフォーカスが最も多いとされ、高崎さん自身もそうだったようです。

やりたいことをできたら幸せになれるというのは、一見そのように見えますが、高崎さん自身SEという就きたい職業に就けたものの、そのまま生きていたら、時間的な自由も経済的な自由もない未来が見え切ってしまっている状況だったそうです。

僕自身も現在、自分のやりたいようにやろうとフリーランスとして活動していますが、

自分の求めている経済的・時間的自由は、まだ手に入れられていません。

なので、今の自分が最高かと言われたらそうではないし、今のままのやり方ではいけないと感じています。

 

③それでは、なぜこのBeフォーカスが重要なのかということですが、どんなに良いものを持っていて、良いやり方を知っていても、結局Be(在り方・心構え)がしっかりとできていなかったら、長期的に活躍していくことは難しいからです。

どんなに恵まれた機材や有能なスキルがあったとしても、全く人に感謝していなかったり、相手を大切にしない人だったら、人は離れていくと思います。

フリーランスで活動し始めて一番感じることは、まさに人との縁が大切で、自分の人生を最も豊かにしてくれるのはそれに尽きる、ということです。

未熟な僕にお仕事を下さる方々は、まさにそのことを大切にしており、改めて感謝しかないです。

ついついDoやHaveに目がいってしまっていましたが、改めて大切なことに気づかされました。

 

最後に

本記事で紹介させて頂いたことは本の一部であり、本当はもっとご紹介したいことがあるのですが、割愛し、是非とも本書を手に取って頂けたら嬉しいです。

人として成長し、人生を最大限に高めていく知恵が詰まっています。

「自分の人生を良くしていきたい」そう少しでも思っている方には、きっと素敵な一冊となるはずです。

この記事が僕と同じ気持ちを持った方のお役に立てたら嬉しいです。

そして、その人の人生が少しでも良くなることを願っています。

 

貴重なお時間、最後までお読み頂きありがとうございました!

 

 

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日々の気付きメモまとめ その1〜10

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皆様こんにちは。藤田優介です。

東京でイラストレーター・グラフィックデザイナーとして活動しています。

趣味でブログを書いており、好きな事や日々考えた事などを書いています。

 

今回は、noteやtwitterでつぶやいている日々の気付きメモのまとめをブログにも掲載してみました。

 

その1

1の行動をする事で2や3が見えてくる

良いアイデアを沢山持っていなくても、何か一つをがむしゃらに実行してみると、また新しいアイデアが浮かんでくると作業をしていて気付きました。

 

その2  

休むのも仕事

しっかりと休息をとることで、活力が蘇り、良い仕事ができる。

 

その3

挑戦してみると思ったよりも早く望んでいたチャンスに恵まれる

自分が絵を仕事にしたいと思ってから、色んな人との縁に恵まれて実感したこと。

一歩踏み出すことでそこに道ができる。

 

その4

やればやるだけ成果は出る

イラストやブログを投稿している時に感じること。投稿すればするだけ、フォロワーは増えるし、実力も上がってくる。

 

その5

自分が心からワクワクすることは何か。それを追求して表現することで、人にも感動を与えられるのではないかと思う。

自分のワクワクや熱量は必ず作品に宿り、それが人に伝染するから感動するのだと思う。

 

その6

もし自分の人生が今日で終わるとしても、自分の生き方に後悔しないか。そういう心構えで人生を生きていくことが、充実した人生をつくるのかもしれない。

後悔しない人生を生きるには、充実した1日の積み重ねが大事だとふと感じました。

 

その7

自分はどうありたいのかを問い、ありたいように振る舞う

なりたい自分になるには、その自分をイメージして、その立ち振る舞いをすることで、なりたい自分になれる。

 

その8

答えはだいたい自分の内側にある

何かに悩んでいる時は、外に答えを求めて色々と探し求めてしまいがちだけど、大事なものは既に自分の奥底にある事が多いなと気付きました。

 

その9

人生において必要なものは、然るべきタイミングで必ず手に入るから、決して焦っちゃいけない。目の前のやふべきことをやる事が大事。

あるもの欲しいと思っているのですが、今の自分の身の丈に合わない高価なもののようで、それを手に入れるためには、ただの欲だけではダメで、必要性がないと手に入らないんだと気付きました。

 

その10

必ずしも決まったやり方でやる必要はない。

自分に合ったやり方でやればいい。

例えば、絵を描くときは、こういう画材でこういう描き方をしなきゃいけないとか、そういったものはあるにはあるけど、もしそれが自分に合わなければ、自分のやりやすいやり方でやっていいと思います。

 

 

編集後記

以上日々の気付きメモ10個まとめでした。

気づいたことは、意外と忘れがちなので、今後も書き留めて、自分の肥やしにできたらと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

国際協力のイベントに参加するメリット3つ

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皆様こんにちは。藤田優介です。
東京でイラストレーター・グラフィックデザイナーとして活動しております。
僅かながら、国際協力の活動もしており、NPO法人コンフロントワールドにてプロボノをしています。


ブログは趣味で書いており、フリーランス国際協力師の原貫太さんの国際協力ブロガーズサロンで情報発信の勉強をしています。


今回も国際協力関連の記事で、去年一年間、国際協力のイベントに沢山参加して感じた事を書いてみました。

 

メリット①人との繋がりができる

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White77によるPixabayからの画像


一番のメリットは、やはりこれです。
国際協力に関心のある人と繋がることができます。
普段生活しているだけでは、なかなか同じ関心を持っている人と出会うのは難しいので、イベントに行くのは、そういう人に出会う絶好の機会です。
僕自身学生から社会人まで、年齢関係なく繋がりができました。
そのお陰で、自分の活動の幅が広がりました。
できれば、参加者同士の交流ができるイベントがおススメです。


②自分の尊敬する人を生で見られる

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kherrmannによるPixabayからの画像


これは、国際協力に限らずどんな分野でもそうですが、自分の気になっている人や、尊敬している人を生で見れて話を聞けるのは、非常に大きな刺激になると思います。
僕もイベントに参加し始めたきっかけは、講演者の方の話を生で聞きたいという動機でした。
イベントによっては、交流するチャンスもあります。
もしかしたらそれが、人生を変える大きな刺激になるかもしれません。


③国際協力が少し身近になり、視野が広がる

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Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像



国際協力のイベントに参加すると、普段あまり聞いたことない話を聞けたり、体験をしたりすることができるので、今まで以上に国際協力が身近なものに、自分の視野が広がります。
わざわざ交通費や時間をかけて、出掛けるのは大変ではありますが、人との繋がり同様、そこに行かなければ得られない体験もあります。
これは面白そうかもと思えば、ぜひ行ってみる事をおすすめします。

 


編集後記


以上、国際協力のイベントに行くメリットをまとめてみました。
やはり、一番大きいのは人との繋がりです。
これが出来ることにより、自分がその世界に深く関わっていく大きなきっかけが出来ます。


イベントに参加すること自体、まず第一歩を踏み出していて、とても素晴らしいことです。
そして、参加すれば、さらにそこから広がって深まっていくので、イベントに参加するのはおススメです。


イベントの情報は、国際協力のイベントをまとめたサイトなどを活用するのがまずは簡単です。
Google検索して一番上に出てくるのは、JANICという団体のサイトです。

www.janic.org


もし気になっている事柄があれば、活動している団体のSNS等から情報を得ることができます。
実際にイベントに行けば、そこで得た繋がりから情報を得ることもできるようになります。


いきなり国際協力が難しい場合には、国際協力に関する映画の上映会など、違う角度からアプローチしているイベントもあるのでおススメです。


また良いものがあれば共有できればと思います。


今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

東ティモールの映画「カンタ!ティモール」を観て学んだ2つのこと

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Roger KingによるPixabayからの画像

皆様こんにちは。藤田優介です。

東京でイラストレーター・グラフィックデザイナーとして活動しております。

また、副業として、国際協力のNPOコンフロントワールドでプロボノをしています。

 

趣味でブログを書いており、フリーランス国際協力師である原貫太さん主宰の国際協力ブロガーズサロンにて、ブログでの情報発信を勉強中です。

 

今回は、先月にコンフロントワールドと国際協力活動をする学生さんと共催で行った「カンタ!ティモール」という映画上映会の感想について書きました。

 

 

「カンタ!ティモール」とは?

この映画は、東ティモールという国のドキュメンタリー映画です。

www.canta-timor.com

 

東ティモールは、インドネシアとの紛争を経て独立した小さな国です。

若き日本のジャーナリストが、東ティモールの若き歌うたいの青年との出会いきっかけに、その紛争の歴史と人々の懸命に生きる姿を記録した映画です。

大きな映画館ではやっていなかったのか、今回この映画を見れたことは大変貴重な機会でした。

上映会の最後に参加者同士の感想共有会があり、そこで話して感じた事をまとめてみました。

 

学んだこと①「傷付けられても絶対に傷付けない」という信念

東ティモールという国は、もともとティモール列島という一つの島国であり、16世紀にあった植民地支配によってインドネシアと分割され、紛争が起きるようになりました。

インドネシア軍から激しい攻撃を受けながらも、東ティモールの人々は、決して兵士や市民に危害を加えることはしませんでした。

彼らは、兵士達を捕らえた後、「僕たちはあなたたちを傷つけるつもりはない。お互いの自由を尊重しよう」と諭すことしかしなかったのです。

なぜ、そうしたのかというと、彼らには「たとえ傷付けられても、傷付けることはしない」という昔からの信念があったからです。

東ティモールの人たちは、憎しみを報復しても、負の連鎖が起き、決して平和になることはないという事を知っていたのだと思います。

普通であれば、愛する家族を殺されて、相手を許すなんて到底難しいことです。

しかし、彼らは、次世代の平和を作るために、今の自分たちが何をすべきかわかっていたのです。その聡明さにとても心を打たれました。

 

余談になってしまいますが、これは僕の好きな漫画「ONE PIECE」の魚人島編にて描かれた「受け継がない意志」にそっくりです。

人間と魚人の差別による憎しみ合いを後世に受け継いではいけないというシーンがあるのですが、東ティモールの人々の考え方もまさに一緒です。

また、少し前に実写化したディズニー映画「シンデレラ」も、最後はシンデレラが自分をいじめた女王を許す場面があります。

これもまさに、未来の平和のために、憎しみの連鎖を断つ行為だと思います。

 

学んだこと②共に歌い、大地とともに生きる

私はこの映画を観て、東ティモールの人々の重要なアイデンティティに、歌と大地があると気付きました。

この映画のキーパーソンである若き歌うたいのアレックスという青年は、ギターを担ぎ、いつも子ども達と歌を歌っています。

その姿は笑顔に溢れ、とても素敵です。

そんなアレックスが歌う歌には、とても力強いメッセージが込められています。

平和とは何か、そのために僕たちは何をすべきかをアレックスは音楽の力で強く訴えていました。

 

また、東ティモールの人々の伝統的な文化に、「テベ」というものがあります。

テベは、皆で一つの大きな円になり、足を踏みならしながら歌う文化です。

テベをすることにより、人々はお互いに団結され、強く平和を願うようになるのです。

紛争の最中、インドネシア軍も、このテベによって人々が団結することを最も恐れたそうです。

 

皆で輪になり、大きく大地を踏みしめながら一つの歌を歌う。

これがまさに東ティモールの人々の平和の象徴なのだと感じ、自然と心が笑顔になりました。

 

壮大な自然を大切に生きる東ティモールの人々は、大地の恵みを非常に重んじています。

そんな彼らの生き方に、都会に住んでいる僕にはなかなか感じられない、自然と人間がともに生きる生き方を教えてもらいました。

 

毎年行われている東ティモールフェスタというイベントで、毎回このテベをやるそうです。ぜひ体験して、人が繋がる一体感を感じてみたいと思いました。

東ティモールフェスタ2019 – 知って、味わって、つながる!timor-leste-fes.com

 

編集後記

この映画を見るまで、東ティモールという国は、まったく知りませんでした。

ですが、この映画をきっかけに東ティモールという国が少し身近になりました。

「カンタ!ティモール」は、もう上映はしていませんが、HPから自ら上映会を企画することもできます。

また、どこかで上映会が行われる可能性もあるので、東ティモール関連の団体のSNS等をフォローしておくと情報が得られると思います。

 

最後に宣伝で恐縮ですが、僕の友人にも東ティモールの活動している方がおります。

その方から、頂いた東ティモールハーブティーがとても美味しいので、そういったものから知ってみるのも良いかと思いました。

フェアトレードショップ ParMarche「パルマルシェ」 | コーヒー・紅茶・ハーブティー・ギフトwww.parmarche.com

 

以上で今回の記事は終わりになります。

最後までお読み頂きありがとうございました!!