【人生に役立つおすすめ本】僕が最近本当にためになると思った一冊 「ハイスコア 人生は最大限を目指すゲーム」
皆様こんにちは。
東京でイラストレーターとして活動しています藤田優介です。
文章を書くことも好きなので、ブログもちょくちょく書いております。
今回は、【人生に役立つおすすめ本】紹介の記事です。
はじめに
僕は、本を読むのが好きです。
毎日読むほどの読書家というわけではありませんが。(;'∀')
僕が本を読むのは、何かに迷ったときや、調べ物をする時がほとんどです。
そのため、読むジャンルは、小説よりも自己啓発系やビジネス系の書籍が中心です。
かなり偏ってはいますが、その中から僕が最近本当にためになると思った一冊をご紹介致します。
今回ご紹介するのは、高崎圭悟さん著の「ハイスコア 人生は最大限を目指すゲーム」(幻冬舎MC)です。
著者の高崎さんは、株式会社リアルジャパン代表取締役であり、飲食店や小売店などの7つの事業と法人2社を経営し、年商は4億円までにのぼります。
しかし、そんな高崎さんも最初からすごかったわけではなく、24歳のある出来事をきっかけに人生を本気で良くしていこうと決心し、そこから懸命に努力を積み重ねました。
本書は、その経験をもとに綴られています。
すごく率直な感想を言うと、「人として成長することがめちゃめちゃ大事なんだ!」と心を入れ替えることができる本です。
はじめの方は、耳が痛いことが多々ありましたが、最後には高崎さんの持っている熱さが伝染してきて、自分の人生を本当に良くしていこうと思いました。
僕は、同じ読書遍歴を持つ先輩に、この本をおススメしてもらい読みました。
読んでよかったと素直に思いますし、今ではその先輩にとても感謝しています。
また、この本は、なんと中身までブログやSNSに掲載しても良いという寛大な本なのです。高崎さんのお人柄に感謝です。
そうであるならば、僕もこの本を「自分の人生を良くしていきたい」と思っている人に読んでほしい!と思い筆を執りました。
僕が印象に残った部分を中心にご紹介していきたいと思います。
ざっくりどんな本なのか知りたい人向けに、簡潔な目次と冒頭部分の抜粋を掲載致しますのでどうぞ目を通してみてください。
「ハイスコア 人生は最大限を目指すゲーム」目次
序章 はじめに
第1章 ルーツ
第2章 常識という罠からの脱却
第3章 お金の現実と向き合う
第4章 「依存」から「自立」へ
第5章 努力の方向性
第6章 柔軟に再選択する
第7章 どうなりたいのか(Be)
第8章 誰と居るかで人生は決まる
第9章 変えよう
最終章 人生はハイスコアを叩き出すゲーム
冒頭部分抜粋
“良くなりたい”すべての人へ
本書は、
「将来に漠然とした不安がある」
「な~んかもやもやしている」
「何か変えたい」
そう感じている人に、特に読んで頂きたいものです。
僕は、もともと地方で働く普通のシステムエンジニアだったところから、社会人2年目のときに単身上京し、起業の勉強を始めました。
そこから10年、当時描いていた未来よりはかなり良い現実を創り出すことができました。そしてこの度。幻冬舎様からお声がかかり、筆を取らせて頂く運びとなりました。
ここでお伝えしたいことは、僕は、まったくもって普通の人間です。
もともとスキルや才能があったからということはなく、
普通の人間が、10年間頑張ったら、だいぶ現実を変えられたぞということをお伝えしたいのです。
「もともとすごい」のではなく、キーワードは“努力の方向性”です。
「“悪くない人生”と“最高の人生”。どっちがいい?」
この言葉が高崎さんの人生を変えるきっかけとなります。
それまでの高崎さんは、長野県でシステムエンジニアとして働き、特に起業願望もなかったそうです。
しかし、社会人2年目の時に、ある方にこの言葉を言われた瞬間、最高の人生を歩む決心をしたそうです。
この問いをされたら、恐らくすべての人が「後者が良い」と言うと思います。
しかし、「最高の人生を歩んでいますか?」と言われたら、「いいえ」と答える人も多いのかもしれません。僕もそうです。
最高の人生を歩むということは、誰もが望んでいながらも、実は心の底では「そんなのできっこない」とか、今の自分と全くかけ離れてしまうことへの恐怖心も表裏一体で存在しているのかもしれません。
でも、本当に最高の人生を歩むことができると信じることができたなら、誰しもが高崎さんのようにそこへ向かって力強く行動していけると思います。
だからまずは、自分は「最高の人生を歩むことができると信じること」それが大切なのではないかとこの言葉を聞いて感じました。
本書では、高崎さんの膨大な読書量から、多くの本の名言が記載されております。
その中の一つに、このことをうまく表現している言葉があるので掲載致します。
君の人生を決めることが出来るのは君だけだ
君の夢が何であれ その夢に向かって歩いて行くんだ
何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだから
マジック・ジョンソン氏はアメリカのプロバスケリーグNBAのレジェンドです。
彼のプレーと屈託のないスマイルは人々を魅了し、後に活躍する神様マイケル・ジョーダンにも大きな影響を絶えた偉大な人物です。
キャリア絶頂期にHIVに感染し、引退を余儀なくされ、そのキャリアに幕を閉じましたが、引退後もHIVについての活動に取り組んだり、その偉大さは変わりません。
多くの困難を乗り越えてきた彼が言うのだから、本当にその通りだなと思います。
余談ですが、タイトルや表紙のイラスト(スラムダンク初期単行本13巻の流川とそっくり!)に加え、高崎さんはバスケ好きなのかと思い勝手に親近感が湧いてます。
(ちなみにONE PIECEやHUNTER ×HUNTERも出てくる。年が近いから好きなものが似ているのかもしれない。)
Be-Do-Haveの考え方
僕がこの本で一番勉強になったのが、この考え方です。
高崎さん自身も師匠に教わった中で、このことが最も衝撃的だったと述べています。
Beは在り方、Doはやり方、Haveは成果、と意味しています。
そして、成功している人は、すべからくBe-Do-Haveの順番で、Be(在り方・心構え)を最も重要視しているそうです。
ハーバード大学の研究結果にもこの事が表れており、「人生における成功も失敗も、85%はその人自身の心構えの結果である」とあるそうです。
高崎さん自身も、実体験からこのことを確信しているそうです。
世の中には、以下の3種類の概念で生きている人がいるそうです。
それらを見ていくと、Beの重要性が分かってきます。
①Have-Do-Be(Haveフォーカス)
②Do-Have-Be(Doフォーカス)
③Be-Do-Have(Beフォーカス)
①のHaveフォーカスは、「○○があれば幸せになれるのに」という思考です。
この思考は、モノに対する依存を生み、自分自身で幸せを感じることが難しくなります。確かにこれには納得です。
②のDoフォーカスは、「○○をやれば幸せになれるのに」という思考です。
実はこのDoフォーカスが最も多いとされ、高崎さん自身もそうだったようです。
やりたいことをできたら幸せになれるというのは、一見そのように見えますが、高崎さん自身SEという就きたい職業に就けたものの、そのまま生きていたら、時間的な自由も経済的な自由もない未来が見え切ってしまっている状況だったそうです。
僕自身も現在、自分のやりたいようにやろうとフリーランスとして活動していますが、
自分の求めている経済的・時間的自由は、まだ手に入れられていません。
なので、今の自分が最高かと言われたらそうではないし、今のままのやり方ではいけないと感じています。
③それでは、なぜこのBeフォーカスが重要なのかということですが、どんなに良いものを持っていて、良いやり方を知っていても、結局Be(在り方・心構え)がしっかりとできていなかったら、長期的に活躍していくことは難しいからです。
どんなに恵まれた機材や有能なスキルがあったとしても、全く人に感謝していなかったり、相手を大切にしない人だったら、人は離れていくと思います。
フリーランスで活動し始めて一番感じることは、まさに人との縁が大切で、自分の人生を最も豊かにしてくれるのはそれに尽きる、ということです。
未熟な僕にお仕事を下さる方々は、まさにそのことを大切にしており、改めて感謝しかないです。
ついついDoやHaveに目がいってしまっていましたが、改めて大切なことに気づかされました。
最後に
本記事で紹介させて頂いたことは本の一部であり、本当はもっとご紹介したいことがあるのですが、割愛し、是非とも本書を手に取って頂けたら嬉しいです。
人として成長し、人生を最大限に高めていく知恵が詰まっています。
「自分の人生を良くしていきたい」そう少しでも思っている方には、きっと素敵な一冊となるはずです。
この記事が僕と同じ気持ちを持った方のお役に立てたら嬉しいです。
そして、その人の人生が少しでも良くなることを願っています。
貴重なお時間、最後までお読み頂きありがとうございました!
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